作家を目指すIrukaの海外生活

第2言語(韓国語)で作家としての道を歩みだした、 フリーランスの日常。

2. 丁度一年

去年の4月。

韓国のNaver Blogを開設し、日常を記録し始めました。

来年に30歳。人生第2幕を始める上でキャリアや過去に囚われずに、

自分がどんな生き方をしたいのか、明確になりました。

「旅行」「作家」「ワーホリ」

10年間、目を閉じても思い浮かび続けるワード。

日韓翻訳のウェブ漫画や小説の依頼がちょくちょくある中で、

作家として活動している方々に毎度毎度憧れを抱いていた。

元々本を読むことも、アニメや漫画を見る事も好きだった私。

だけど人一倍没頭した趣味だったわけでも、

執筆や読書に対して要領が良いわけでも、

況しては、想像力が豊かな訳でもない私。

諦めるどころか始めようなんて事すら今の今まで考えにも及ばなかった。

でもこの10年間を振り返ってみて、私が成し遂げて来た事や

変わった事は何か考えてみた末に答えがでた。

何事にもとりあえずスタートをきったら、手まめにこつこつやっていけば

結果として何かしら残るって事。

私にとっては語学だった。

いつの間にか韓国人だと思われる位同士通訳ができるようになっていて、

たまに自分本当に日本人?って思うこともある位に。

中学2年の冬から海外生活をしている私は、少しの英会話とネイティブ並みの韓国語を得た分、逆にコンプレックスが生まれた。

母国語だったはずの日本語があまりにも低レベルすぎて、帰国子女だからって理解されるのすら惨めに思う事もあった。

そんな私が、「作家」。夢見がちすぎる。

そこで私は韓国語で執筆の勉強を始めた。

7人の韓国人の一般社会人と私の計8人。

授業を受けながら共同制作として1冊の本を出版する事に。

第2言語だからできなくても許せる自分がいた。

執筆をするって羞恥心と恐怖の境界線で行われているから。

6週間という制限がある中、どうにかして書き上げた初めての原稿。

沢山の修正と校閲を繰り返したにも関わらず、今の私の実力はここまでだと思い知らされた。反面、自身もついた。

今は黒歴史だけど、書いて書いて、これからも書いていくうちに、

成長していくだろうと信じ、韓国語で企画出版の勉強も両立し始めた。

いろんな感情を味わいながら充実した日々を送っている。

そんな中、なりたい自分にもっと近づけるように、日本語でもブログを始めてみることにした。

毎日はまだ続ける事が難しいけど、徐々に頻度も増やして

コツコツと頑張れる自分になれたらいいな…。